交通誘導警備業務2級 検定模擬試験問題



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Q1.警備業務の意義と重要性についての記述であるが、妥当なものはどれか。
「警備業務」とは、他人の委託に応じ又は自ら人の生命、身体、財産等に対する危険の発生を警戒し、防止する業務である。
警備業務では、人の生命、身体、財産等に対する危険の発生を警戒し、防止する業務はもちろん、犯罪者を現行犯逮捕し、取調べをすることも重要な業務の一つである。
「交通誘導警備業務」とは、道路工事等によって一般交通に及ぼす各般の支障を軽減するために、警備員が強制的に交通整理を行い、交通の渋滞や事故の発生を未然に防止することを目的としている。
交通誘導警備業務は、委託者ばかりでなく、一般の歩行者や車両をもその対象とするが、誘導ミスが原因で交通事故が発生したとしても、それが軽微な事故であれば問題ない。
交通誘導警備業務に従事する警備員は、関係する知識や能力に裏付けされた誘導技術をしっかりと身につけて、誘導を受ける側の自発的協力が得られるように、感謝の気持ちと態度で接し、適正な業務の実施に努める。

Q2.警備業務実施上の基本原則についての記述であるが、正しいものはどれか。
工事現場等において、交通誘導警備業務に従事するときは、人や車両の危険を防止するためであるから、多少強制的であってもやむを得ない。
警備員は、警備業務を行なうに当たっては、警備業法によって特別に権限を与えられているものでないことに留意する。
適正な警備業務を実施するためには、他人の権利や自由を多少は侵害してもやむを得ない。
現行犯人を逮捕した場合は、直ちに警察官等に引き渡さなければならないが、引き渡すまでの間に取り調べ類似行為を行なうことは差し支えない。
警備業務対象施設内において、不審な人物を発見した場合は、警察官職務執行法に基づき、職務質問を行なうことができる。

Q3.2級検定合格警備員の役割等についての記述であるが、妥当でないものはどれか。
2級検定合格警備員は、部下の指導及び教育に当たる。
2級検定合格警備員は、業務実施中の適切な判断能力等が必要とされる。
2級検定合格警備員は、契約先等との交渉・折衝能力が必要とされる。
2級検定合格警備員は、警備業法18条で定める資格者配置における検定の合格証明書の交付を受けている警備員に該当する。
高速自動車国道又は自動車専用道路において交通誘導警備業務を行なう場合は、交通誘導業務を行なう場所ごとに、1名以上の検定合格警備員を配置する。

Q4.警備員教育についての記述であるが、誤りはどれか。
警備業者及び警備員は、警備業務を適正に行なうため、警備業務に関する知識及び能力の向上に努める。
1級及び2級の検定合格警備員に対しては、現任教育時の基本教育及び業務別教育が免除される。
一般警備員に対しては、教育期ごとに現任教育の基本教育を3時間以上、業務別教育を5時間以上行なう。
警備員指導教育責任者資格者証の交付を受けている者に対する現任教育は、基本教育及び当該区分に係る業務別教育は、免除される。
最近3年間で1年以上経験を有する警備員に対しての現任教育は、教育期ごとに基本教育を3時間以上、業務別教育を5時間以上行なう。

Q5.警備員の欠格事由について述べたものであるが、誤りはどれか。
警備業法に違反し、罰金の刑に処せられその執行を終わり5年を経過した者は警備員になれる。
18歳未満の者であっても、一定の要件を満たしている場合には、警備業者にも警備員にもなれる。
軽度のアルコール中毒者であっても警備員にはなれない。
破産法の規定に基づき裁判所が破産手続開始を決定した者で、復権を得ていない者は警備員になれない。
成年被後見人と被保佐人は、ともに警備員になれない。

Q6.護身用具の携帯の禁止又は制限の基準を具体的に定めている法令を挙げたが、正しいものはどれか。
護身用具の取扱いに関する規則。
都道府県公安委員会規則。
護身用具の携帯の禁止又は制限の基準に関する法律。
警備業法
国家公安委員会規則

Q7.憲法第33条についての記述であるが、誤りはどれか。
「逮捕」とは、犯罪の容疑が相当確実であると思われる場合に、実力をもって身体の自由を拘束する行為をいう。
「司法官憲」とは、裁判官のことをいう。
現行犯として逮捕される場合であっても令状が必要である。
憲法第33条は、不法の逮捕を受けない権利について規定している。
「令状」とは、逮捕令状等をいう。

Q8.遺失物法の用語の定義についての記述であるが、誤りはどれか。
「物件」とは、遺失物及び埋蔵物並びに準遺失物をいう。
「遺失者」とは、物件の占有をしていた者(他に所有者その他の当該物件の回復の請求権を有する者があるときは、その者を含む)。
「準遺失物」とは、誤って占有した他人の物、他人の置き去った物及び逸走した家畜をいう。
「誤って占有した他人の物」とは、他人の占有していた物であって、自己の過失によってその占有に属した物をいう。
「逸走した家畜」とは、飼育者の意思によらないで自らその占有を離れた家畜をいい、野良犬や捨て猫も含む。

Q9.正当防衛及び緊急避難についての記述であるが、正しいものはどれか。
正当防衛及び緊急避難は、ともに他にとるべき手段のない場合に限定される。
緊急避難は、第三者からの侵害行為に対する反撃行為である。
正当防衛における侵害には、台風や災害による自然災害も含まれる。
A警備員が交通誘導警備業務に従事中、通行人BがいきなりA警備員に襲いかかってきた。身の危険を感じたA警備員は、誘導灯でBの右腕を強打して傷害を与えたがこの行為は正当防衛に当たる。
上記の通行人Bは、後に責任能力を欠く心神喪失者である事が判明したのでA警備員の行為は正当防衛とならない。

Q10.車両の停車及び駐車を禁止する場所を挙げたが、誤りはどれか。
交差点。
横断歩道。
踏切の前後側端からそれぞれ前後に10メートル以内の部分。
道路に接する施設の自動車用の出入口から5メートル以内の部分。
乗合自動車の停留所又hはトロリーバス若しくは路面電車の停留所を表示する標示柱又は標示板が設けられている位置から10メートル以内の部分。

Q11.交通誘導警備業務用資機材の使用と設置要領等について述べたものであるが、妥当なものはどれか。
自動車専用道路等においては、発炎筒の使用や警戒員の配置、警戒標識車両を設置するなどの安全対策を講じる。
「工事中」や「工事説明」の標示板は、工事区間の中間点にに設ける。
「工事予告」標示板は、原則的に工事現場の手前30メートルから100メートルの道路上の右側に設置する。
歩行者用通路は、保安柵、セフティコーン等により十分な幅員(通常3メートル以上、やむを得ない場合でも1.5メートル以上)を確保する。
交通流に対面する起点側の保安用資機材は、適当な間隔を空けて配列するが、対面しない側(中央線上等)の保安用資機材は、隙間なく並べて仕切る。

Q12.合図の具体的留意点を述べたものであるが、誤りはどれか。
工事関係車両を誘導する際は、一般車両や歩行者の通行の間隙を縫い、かつ、安全を確認してから行なう。
走行中の車両の進行方向の前面に出て停止させることは、やむを得ない場合のほか行わない。
他の正常な交通を妨害するおそれのあるときは、横断、転回、後退等をさせない。
停止の合図は、特にゆとりを持ってはっきり行なう。
停止している車両を発進させる場合には、他の交通の状況を見て、安全を確認した後に発進させる。

Q13.手旗を使用した停止の合図について述べたが、誤りはどれか。
体を進行してくる車両に正対させる。
手旗を側頭部に沿って垂直に上げた後、相手を注視して予告の合図を行なう。
手旗を体の前方に下す。
停止の予告を行なっているときに、手旗が絡まった場合は、必ず手旗を下して直す。
停止を求めた車両には、発進までの間、停止の合図を継続する。

Q14.受傷事故防止のための注意事項についての記述であるが、誤りはどれか。
交通誘導警備業務を実施する場合は、必ずヘルメットを着用する。
夜間の交通誘導警備業務に際しては、道路の中央に出て停止の合図を行なう場合もあるので、必ず夜光チョッキを着用する。
交通誘導警備員が誘導を行なう位置は、一般通行車両から見えやすく、機敏に動くことができる安全な場所を選定する。
合図の動作は明確に行い、運転者が警備員の合図を了解したかどうかを確認する。
夜間は、過労運転や飲酒運転による重大事故の発生が多いことに留意する。

Q15.不法事案が発生した場合における警察機関への連絡事項について述べたものであるが、誤りはどれか。
犯罪等の種類。
被害者の状況。
現在の状況。
警察官が到着するまでに推定される状況の変化。
不法事案が発生した日時、場所。

Q16.負傷者の状態を把握するための確認事項であるが、妥当でないものはどれか。
負傷原因の聴取。
出血、呼吸の状態。
負傷者の性別。
その他損傷の程度。
負傷者の傷病名。

Q17.粉末消火器の機能と使用方法等について述べたものであるが、誤りはどれか。
粉末消火器の使用方法は、(ア)安全栓を抜く。(イ)ノズルを持ち、火点に向ける。(ウ)レバーを握る。の順序である。
水のような浸透力がないので、再燃防止に努める必要がある。
屋外で使用する場合は、薬剤の飛散を防止するため、風下から放射する。
燃焼物をノズルで掃くようにし、手前から前方へと消火していく。
粉末消火器は、窒息効果及び抑制効果によって消火を行なうものである。

Q18.警戒棒を使用する際の留意点を挙げたが、誤りはどれか。
警備員は、自己又は第三者の生命、身体を守るため、警戒棒等を使用することがある。
警備員が使用する警戒棒は、労働基準監督署長に届け出てあるものを使用する。
警戒棒を使用する場合は、相手に与える打撃は最小限とするよう心掛ける。
警戒棒は、相手から不法な打撃又は抵抗を受けた場合に、被害を防止するために使用するものである。
やむを得ず警戒棒を使用する場合は、正当防衛等の適用範囲内で使用する。

Q19.避難誘導の一般的実施要領について述べたものであるが、誤りはどれか。
警備員は、事故現場から離れた歩道等の避難経路上に配置につく。
付近住民や工事関係者に対して避難開始の旨を伝える。
危険物を積載した車両火災や工事現場等に隣接した建物等の火災の場合、拡声器によって、出火場所や延焼状況を知らせる。
逃げ遅れた者の有無の確認及び避難者の人員点呼を行なう。
警察官及び消防吏員に必要な事項を報告する。

Q20.警備員が犯罪又は事故現場の証拠品等に対し留意すべき事項について述べたものであるが、正しいものはどれか。
現場にあるものは、手にとって十分観察した後、必ず元の正しい位置に置く。
臨場した警察官が確認しやすいよう1か所に遺留品等をまとめておく。
屋外に足跡や血こん、タイヤこん等があり、雨で流失のおそれがあるときは、バケツなどで覆っておく。
現場に紙くず等が飛散しているときは、証拠を見つけやすくするため、あらかじめ整理しておく。
警察官に引継ぎを行なうためには、現場をくまなく動き、証拠となるものをできる限り多く発見しておく。



 
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